限定承認とは
2021/02/17
限定承認とは
遺産のうち、プラスの財産の範囲内で債務を引き継ぐという方法です。しかし、プラスが多いのかマイナスが多いのかはっきりしないことがあります。そうした場合はプラスからマイナス分を引いて弁済して、債務がの方が多い場合は相続人のお金で弁済しなくてもよい、というのが限定承認です。もちろん、相殺して余剰財産があれば相続人のものになります。
ただし、共同で相続する、という場合は相続人全員での限定承認でなければ認められません。1人でも反対する相続人がいるとしたら、相続放棄しちゃったほうがよいでしょう。
また、1人だけ放棄する、ということであれば、残った相続人全員が限定承認すればいいのです。